Dirty Dandy
Live Report

『全国ナイスミドル音楽祭』
主催：ニッポン放送
実行委員長：宇崎竜童

• 挑戦
  Dirty Dandyが初めてチャレンジする全国規模の音楽祭。
  1次審査は、書類および音源のみの審査だ。
  特に厳密に録音した音源など無いので、ビアガーデンなどのライブビデオ2曲分を送った。
  結果は、ひたすら待つのみだ。
  直接アピールすることができないもどかしさ・・・イライラする〜
  

  しかし数日後、審査結果は、意外なほどアッサリと電話で伝えられた。

  「予選会出場決定です。当日はよろしくお願いします。」
  「はい・・・ハァ？？？！！」

  応募は全国で1160組。その中から、8地区ごとに8バンドずつ、計64組のバンドが予選会へ出場できる。
  言い換えれば、北海道地区ベスト8に選ばれたワケだ。・・・スゲエよな！！
  予選会はたったの10分だけど、最高のステージを見せるぜ！！

• 予選会当日
  会場のSTVホールは札幌テレビ放送局のビル内にある。
  ひとつ隣には大通公園があって、8月5日にビアガーデンのライブやった場所だ。

  9:15
  TV局のロビーにガラの悪い4人組が集合した。
  1972年10月8日、キャロルがデビュー前にリブヤングに出演するためにフジテレビに集合したのも朝の9時だ。
  「ナメられんなよ！」「グラサングラサン！」
  まわりにガンを飛ばしながら、やたらと床にツバをはく。（ウソ・そんなことしないよ）

  9:55　リハーサル開始
  『Dirty Dandyさん、トップでお願いします』
  初めての広いステージでは気を使う。モニターのチェックだ。
  短い時間で納得するまでPAに要求をする。
  ウン、いいバランスになってきた。なんの不安もない。

• 楽屋入り
  他の出演バンドと顔を合わせる。
  うちの4人だけリーゼントで浮いた感じ。
  ナイスミドルだから、みんな40〜50歳位のいいおじさん達だ。

  司会の喜瀬ひろしさんはSTVを代表する人気アナウンサー。
  突然楽屋にやって来た。
  『ときめきワイド』というラジオ番組で電話で3回ほど話したことはあるが会うのは初めてだ。
  ダーティーの事を覚えてくれていて、軽い打ち合わせをする。
  

• 待ち時間
  外で煙草を吸ったりしながら暇つぶし。
  トッシーが『もう弁当出てるかな？』とやたら気にするので、楽屋でサンローゼの幕の内弁当を4人とも完食した。
  好き嫌いはない。
  
  →続く